“格安スマホのセキュリティ “
「格安スマホ」で知られるMVNOのセキュリティはどうでしょうか。全てではないが、多くのMVNOで、オプションなどとしてフィルタリングサービスが提供されています。たとえば、MVNO大手の「OCN モバイル ONE」(NTTコミュニケーションズ)では月額250円で1ライセンス、月額500円で3ライセンスというオプション「マイセキュア」があります。ウイルス対策や端末紛失などでのリモートでのデータ消去、さらにはパソコンでも利用可能など、フィルタリング+αなサービスであり、大人も子供も関わりなく役立つサービスです。ただしiOSで使えるのはWebフィルタリングのみになるので注意が必要です。同じく大手のIIJmio(IIJ)は、月額500円で、アンチウイルスの「ウイルスバスターモバイル」とフィルタリングサービスの「i-フィルター for マルチデバイス」を提供しています。楽天モバイル(楽天)やmineo(ケイ・オプティコム)では、「利用者登録」という制度がある。これは親が回線を契約しつつ実際は子供が使う、といった場合を想定したものです。楽天モバイルの場合、18歳以下で登録する場合は月額300円の「iフィルター」の契約が必須となっています。mineoはオプションとして「i-フィルター」や「ウイルスバスター」を提供しつつ、「18歳未満のユーザーが単独では契約できない」、「親が契約して子供は利用者登録する」ことをWebサイト上できちんと明示していてわかりやすいところがメリットです。