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手術支援ロボット「ダヴィンチ」 5病院に導入拡大

手術支援ロボット「ダヴィンチ」の導入が県内病院で広がっています。日立製作所日立総合病院が2011年に初めて導入し、現在は5病院に拡大しています。最先端の技術により患者の体に負担が少なく手術が実施できるためだが、導入にかかるコスト面に課題が残ります。その一方で、4月からダヴィンチによる手術の保険適用範囲が前立腺がんと腎がんに加え、胃がんや肺がんなど一気に12件で承認されたことで、5病院でも活用分野が増えており、今後の普及に拍車が掛かるか注目されているのです。ダヴィンチは、医師がモニターに映し出された患部の画像を見ながら、鉗子(かんし)を取り付けたアームを遠隔操作して手術を行う装置。開腹手術と比べ患者の出血量が少なく、アームの可動域が人間の手首以上に広いなど利点は多いのです。一方で、操作する医師は患者に触れる感覚がないため、高い技術力が求められることからダヴィンチ操作の認定資格を持つ医師を中心とした専門のチームが手術を担うのです。

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